【来世は他人がいい】アニメ第4~6話。感想。面白くなってくるので、第1話しか観ていない人はぜひ観てほしい。

来世は他人がいい

アニメを観ましたので、第4、5、6話の感想をつらつらと書いていきます。第1話から面白いのですが、加速してくるのが『来世は他人がいい』の特徴です。

4話。声優・石田彰が好きな人は絶対見た方がいいアニメだということがわかりました。

吉乃と翔真の重要なシーン。翔真の驚いたときの目の表現が何だか違和感がありました。〈●〉〈●〉←こういう感じで、黒目が強調されている作画です。見ていて「うお!?」とこちらも驚きましたね。

原作でも驚いている場面ではありますが、目を見開いて黒目ではなく、白で表現しているので、原作との違いも感じてしまいます。ここはもう少しナチュラルに馴染むよう、作画で工夫できなかったかな~と思いました。

↑例えばこのようなシーンでは、黒目ではなく、白目の作画です。

あと、吉乃の霧島に対するセリフで「あんたわたしのこと殺そうとしてるわよ」が、「あんたわたしのこと殺したいの」に変更されていました。霧島の心情に迫る重要なセリフでもあるので、ちょっと気になりました。

大雑把な意味合いとしては同じですが、原作のセリフの方が能動的に行動していて、現在進行系な時間軸を感じます。もう一歩踏み出してる感じです。言いにくい台詞でもないですし、わざわざ変更する必要があったのかな~なんて邪推してしまいます。テンポを良くするために省略するにしても、ここは原作どおりで良かったのかなと思いました。

とにかく声の力も大きいです。やっぱり石田彰さんと遊佐浩二さんですよね!霧島は心情が読み取れなかったり、ぶっとんだ言動がみられるので、難しい役ではありますが、回が進んでも安定して霧島が表現されています。今となっては、石田さん以外の霧島は考えられないほどです。

原作を読んでいて、霧島にもっと堅いイメージがあったんですが、良い意味で崩されました。甘えるというか、女性に媚びるような声色なんですよね。確かに霧島は女性に貢いでもらったことがありますし、(今も?)大人びているとはいえ、一応高校生なのでそういったところが現れているのかもしれません。アニメをとおして原作の解像度が上がるのが嬉しいです。

遊佐さんの関西弁も文句なく素晴らしい演技でした。京都出身の方ですが、関西弁といえば、なので安心ですね。それにしても関西弁ってやっぱり出身の声優さんでないととても難しい方言だなぁと思います。アニメならではの楽しみ!色気あるイケメンが堪能できます!(霧島はちょっと危険なヤバイ男だけど)

5話

椿の啖呵のときのエフェクト?(背景)、彼岸花が華やかで良かったです。原作にはない演出でした。赤色は血を連想とさせます。ただ、モチーフとしては少し強すぎるかな~と思いました。命のやり取りという意味なのかもしれませんが、椿だから椿でも良いのかな、薔薇とかも。映える花としては良いのですが、花の意味を考えるとそれこそ、あんたわたしのこと殺そうとしてるわよ、ですね。(笑)

ガレージの稲森さんのシーン、3人に増えてましたね。(笑)顔も素敵でした。

最後、椿のセリフで「おおきに、霧島さん」が追加されてました。これはいい改変。

6話

奈緒が原作よりもさらに可愛くなってました。(笑)色が付いてカラフルになると華やかさが増すんですかね。作画の影響もありますけれど。小津くんも美化されてましたし、美男美女がいっぱいです。声もぴったりですね。対外的な声と、裏の顔の使い分けが絶妙で、あざとい感じが出まくってます。

原作だけの人も、アニメはより『来世は他人がいい』を楽しめる出来なので、ぜひ観てみてくださいね。



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