『来世は他人がいい』第3話~第5話の考察と感想です。
あらすじ
霧島に気に入られ、付きまとわれる吉乃。赤座会長の娘が見つかるまで、霧島と行動を共にするよう言われます。霧島の過去にあった事件についても明らかになります。そして、赤座会長の娘を見つけ、霧島と吉乃が接触します。
ストーカー霧島
吉乃がどうでも良かったときと一転、学校でも堂々と吉乃をストーカーしています。
吉乃からしたら、好きでもない男に四六時中付きまとわれたらたまったもんじゃないですよね。
読者としては、羨ましいです、吉乃(笑)イケメンに追われてみたい!
底の知れない男
吉乃は霧島のことを、不気味に感じています。
吉乃に近づいてきたのも、いろいろとまだ裏がありそうです。
また、ヤクザではないという事実も判明しました。
が、完全にやってることはヤクザなんですが。刺青まで入れてますし。
ヤクザにならない理由が何なのか、気になりますね。
霧島の情報源
調査対象の情報をスラスラ説明する霧島ですが、吉乃からどこで調べてくるのか聞かれても「教えない」と笑顔ではぐらかします。
吉乃への対応からしても、マークした人間を徹底して調べていそうです。まあ、合法的な方法ではなさそうですが。
第三者から語られる霧島像
稲森さんは話しかけやすい雰囲気で、人当たりも良く、癒されますね。霧島の笑顔とは違う感じがします。
霧島は普段、橘さんとだけ話していることが明かされます。人当たりのよい霧島にしては意外ですね。
そして、何年たっても話しかけづらいということも。もちろん、まったく話さないといわけではないのでしょうが、心を許していないというか、壁があるんでしょうか。
あるいは、女性に対してはプロですが、同性同士のコミュニケーションが苦手なのかもしれません。
これは、作中あまり見えてなかったですね。吉乃に向ける顔と違うような面があるんでしょうか。
また、小5のときの事件についても明らかになりました。なかなかの衝撃的事件ですね。
小学生の頃から腕っぷしが強かったということですね。(詳細はまた後々明らかになります)
霧島のポテンシャルなら、組でも上手く立ち回れそうですが、あえてそうしていないのか、できないのか、気になります。
金も角膜もいらない
極道の世界で生きてきた霧島にとっては、金を用意したり、臓器を売って誠意を見せるというのは当たり前のことなのでしょう。
しかし、吉乃はそれらはいらなくて、ごく日常的な買い物に付き合ってもらうことを望みます。
対価を求めない吉乃に少し驚いた表情の霧島でした。今後のふたりのやりとりも楽しみですね。
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