【来世は他人がいい】第4巻考察・感想。

来世は他人がいい

あらすじ

霧島と一緒に大阪に帰省した吉乃。吉乃に秘密で行動していた霧島でしたが、吉乃に勘づかれて・・・。

大阪で過ごす日常

日常のやりとりがめちゃくちゃ良いですね。普通に買い物してるシーンとかも楽しいです。

大阪のおばちゃんとのやりとりも、微笑ましく最高です。大阪弁ってキツく感じるときもありますが、文字で読む分には少しマイルドになって和みますね。

吉乃の部屋を見ている霧島は、どこか幼い感じがします。まるで、初めての彼女の部屋に案内された初々しい少年です。マスコットを貰ったときの霧島は、横顔ですが、本心から嬉しそうな様子でした。

奈緒

おっとり清楚系と思いきや、裏は腹黒いというか、アレコレ思索を巡らせていて賢い人物です。少し椿と被りますね。ただ、椿と違って直接的に毒は吐きません。(笑)

霧島がかつて連れて行った「普通なら行けないようなところ」ってどこなんでしょうか。会員制ラウンジ、サロン、クルージングパーティとかですかね。なんかスパイみたいだな。

気づいてる翔真

霧島が離脱した後、翔真は吉乃に忠告していましたが、霧島の思惑に気づいてますね。

気にくわない相手でも吉乃のためなら、しっかり観察しています。こんなしょーもない男に吉乃が取られたらたまったもんじゃないですよね~。翔真が苛立つのも分かります。

知り合いの多さ

吉乃に、霧島は東京では知り合いがいっぱいいると言われるシーン。

霧島は、うつむいて沈黙していました。吉乃の「知り合い」とは違って、霧島の場合、ドライな関係というか、お互いに利用するような間柄の人が多いのかなと想像します。

気楽な関係ではないので、知り合いが多くても、そんなに嬉しいことではないのかもしれません。

吉乃のトークアプリのアイコンが桜餅ですね。吉乃の好物です。カワイイ・・・見るたびに桜餅を食べたくなりそうです。

嘘はつかないけど、本当のことも言わないと吉乃から指摘される霧島です。それを見抜く吉乃もまた鋭いですね。よく人を見ています。

吉乃の逆襲

あの霧島を出し抜く吉乃。ワクワクドキドキの展開ですね。今まで散々霧島にやられっぱなしだったので、スカッとします。奈緒から頭悪そうとか評されてましたが、そんなことないんです。持ち前の洞察力、直感力、行動力、胆力を駆使して、計算高い霧島に対抗します。

天パのポリシー

あ、おしゃれパーマでしたね。

ここ、よくわからなかったんですが、天パは先にいたチンピラ3人組の仲間ではなかったということなんですね。奈緒を守ったように見えたので、女性に対しては優しいんですね。(可愛い女性限定?)モブ以上の存在感を放っています。

第4巻も見所満載です!まだ読んでいない方はぜひ、この機会に読んでみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました